新聞屋はキツイ!大変な仕事!
そんな風に知人や友人から聞いている人もいると思いますが
新聞配達の仕事がキツイかどうかといえば…
答えはNOです。
新聞配達なんて、どうってことはありません。文字通り「朝飯前」
その証拠に、18歳の女の子が大学に行きながらやってます。
70才で現役の人もいます。
健康な成人男子で新聞配達もできないようでは事務の仕事以外
無理なのでは…というくらいのレベル。
新聞配達だけなら、むしろ楽な部類の仕事といえます。
ただし……。それは経験のある人の話。
最初の一カ月くらいは、結構しんどい仕事です。
右も左もわからない土地で、バイクに乗るのも初めて
区域にもよりますが300軒前後の新聞を配る訳ですから
面食らってしまう人もいます。
時間も先輩たちと比べ、倍近くかかってしまいますし、
時間指定の早い入れもある。あせってしまう。ミスもする
日頃、運動をしていなかった人は筋肉痛にもなる。
慣れない深夜の時間に働くのも、その時間に起きるのも
結構大変です。
入社から1週間~2週間は覚える事もたくさんあり、ハードな
仕事。と、感じることでしょう。
しかし、1カ月もたつと先輩たちと同じスピードで配れるようになります。
バイクの乗り方、止まり方も上手くなり、それだけでも時間短縮になります
地理も、順路の記号も、一方通行や町の特徴もつかめます。
腕や足の筋肉痛もなくなります。
悪天候や、暑さ寒さの大変さはありますが、新聞配達の仕事自体は
「どうってことない、朝飯前の仕事です」
覚えてしまえば簡単で、誰にでもできる仕事なのですが
残念なことに、それすら出来ない人もいます。
●何事もすぐに投げ出して、逃げてしまう人
●向いてる向いてない。ちょっと違うなど、理屈っぽい人
●仕事に集中できず、他の事を考え込んでいる人
●ネットビジネスとか投資とか楽して稼ぎたいと考えている人
そういう人には向いてない仕事かもしれません。
そしてもう一つ。
●金銭的に余裕があり、なおかつ夢や目標の無い人
そういうタイプの人は「ガムシャラに働く動機がない」
とりあえずやってみよう → 思ったより大変だな… ↓
仕事なんて他にもあるし → や~めた
となるパターンもあります。
ですから、新聞配達がキツイか?どうかは?
最初の一カ月、我慢できるかできないか?
それだけの事だと思います。
余談ですが、先日、栃木の居酒屋さんで面白い人と会いました。
その方は、奥さんと2人で美容室を経営する美容師さん。
もう開店して何年もたち、お店も流行っています。
お金に困ってはいません。しかし、今でも朝刊だけの新聞配達を
ずっと続けていて、辞めるつもりは無いとの事。
理由は「新聞配達が好きだから」だそうです。
なんで新聞配達なんか好きなの?そう思った方。
3カ月やってみればわかります。
仕事が終わった後の、夜明けの景色と、澄んだ空気は格別です。