「どんな会社、どんな職種に就くか?」
若い20代の方や、キャリアやスキル、実績のある人は
大企業への転職が可能かもしれませんが、ほとんどの場合
中小零細企業か派遣会社に限られてしまうのが現状です。
しかし、それは悲観する事ではありません。
大企業よりも良い小さな会社はいくらでもあるからです。
「中小零細企業のメリットとデメリット」
大企業の場合、会社は株主のもの。利益を生み出し
株主配当を出すことが最大の使命です。ですから
リストラもあれば社長ですら更迭されクビにもなりま す。
利益を優先させるあまりブラック企業になってしまっている
そんな会社も多いと思います。
中小零細企業の場合、社長=株主の場合がほとんど
株式会社STEPの紹介先である新聞販売店もそうです。
ですから新聞販売店や中小企業では、会社は社長のもの
とも言えます。
利益を出さなくてはいけないのは一緒ですが、小さな会社
では、社長の人柄や考え方で待遇は変わってきます。
昔、社員を雑巾に例えた人もいました。使えなくなったら
捨てれば良い。代わりはいくらでもいる。と。
そんな会社では働きたくないですよね。
逆に、社員は家族同然と親身になってくれる 社長もいます。
独裁者のような社長もいれば、会社に来ない社長もいる。
考え方も性善説で人をまずは信用する人もいれば
散々裏切られた結果、性悪説な考え方の人もいる
会社の良さは、社長の人柄で決まる。
それが数百人の社長と接した結論です。
「求人広告だけではわからない事だらけ」
ネットや求人雑誌。職安などの求人票を見る時
どんな所をまず見るか?
多くの人は給与や勤務地。休日、福利厚生などを見て
一番良さそうな所をピックアップするのでは?
面接に行ってみたらイメージと全然違う。
書いてあることと、面接での内容が違う。
裏表のありそうな社長だった。
自分には合わなそうな雰囲気
そんなケースは、よくある事です。
面接に行って、まず会ってみないとわからない事だらけです。
「どちらの会社で働きたいですか?」
実際に私が立ち会った面接を例に挙げて見ます。
STEPには、住いがなくてマンガ喫茶、ネットカフェにいた。
リストラ、派遣切りで寮を退寮し住まいがない。
携帯代が払えず電話が止まってしまった。他にも
借金があったり、家賃を溜めたり。そんな人も来ます。
その中から携帯電話の滞納の例を挙げてみます
A店の社長(所長)はこう言いました。
「とにかく、仕事を頑張ってくれるなら終わったことは良い。
面倒見るから心配するな。今すぐは無理だけど、携帯代
くらいなら何日か様子見て建て替えてあげるから頑張れ」
B店の社長(所長)の場合
「生活費¥2,000は貸してあげるけど、携帯代は自己責任。
生活費以外は一切貸さない。プライベートは面倒見ないよ」
良い悪いは別として、A店は昔ながらの新聞販売店。
B店は若手の社長さんで、新聞屋と言うよりは会社と言う感じ。
言っている事はどちらも正論。間違ってはいません。
「STEPの考え方」
STEPでは、上記のA店のよ うな考え方の社長さんのお店に
優先的に紹介しています。
現在困っている。生活を立て直したい。そう考えていたり
地方から東京に来て働き始める人達。
もちろん、本人の勤務地などの希望を優先しますが
できるだけ面倒見のよい社長さんの新聞販売店を紹介する
それを一番に考えています。