スナックは『夜の公民館』

 

少し前、「最近若者にスナックが人気」と

いう内容のテレビ番組を見ました。

何かをしながら見ていたので、良く覚えて

いませんでしたが。

 

そして今朝の新聞に、〈スナック〉の起源や

成り立ちを学術的に研究(!)した著書が話題を

呼んでいる、という記事が出ていました。

編著者の方は

「コミュニティーとしてのスナックが、

見直されている」と。

 

そもそも〈スナック〉って? パブやバーと

どう違うの?

〈snack bar〉…手軽な食事もできる酒場、

という意味のようです。

 

さきの著書では、スナックは

「カウンター越しにママと会話しながら、酒

とカラオケなどを楽しむ酒場」で、日本全国

に推定10万件(!)前後あり、1回の飲み代は

3,000円程度が多い、とのこと。なるほど。

 

確かに…どの町に行っても、必ずスナックの

1軒や2軒はありますよね。

「地方では社交場としての機能が強く、

様々な社会的立場の人が、分け隔て無く飲ん

で歌う」世界的にも特殊な場なのではないか、

とも。

 

『地域の夜の公民館』…で思い出すのが、

数年前の朝ドラ『あまちゃん』に登場した、

〈スナック梨明日〉(リアス)。

昼間は軽食&喫茶で、夕方になるとスナックに。

1人また1人とやって来て、結局は地域のいつ

ものメンバーが集まって、やんややんや(^^;)

 

スナックのママは、

「コミュニケーション能力が無ければ

できない仕事」で、

「場を取り仕切る、コミュニティーオーガ

ナイザー(まとめ役)」である、とも。

すごく納得。

 

なんとはなしにその店に足が向いてしまうの

は、ママとの他愛ない会話や、お店の従業員

や常連さんとの馬鹿話が楽しくて…

って感じでなんでしょうね。

 

近所に行きつけのスナック、あったら楽しそ

うですね。なんと言っても、普段着で気軽に

入れるのが一番。

たいしてお酒が飲めなくても、十分楽しそう

です(^^)

 

 

           STEPスタッフ